皆さんこんばんは、パンハモおじさんです。
今日はパンハモニコン…ではなく除去カードの枚数のお話。

昨日書いた青黒即席型、フィニッシュ手段は今のところ現出生物になりそうです。
即席のメリットも大きく、武器作り狂は本体0/1なのでまず除去されないでしょうし。
青黒もですが、デッキを作るときに必ず悩むのが除去に何を、何枚取るか、
自分は除去を必ず8枚取るのですが、人によってはもっと少なくて良いという意見も多く、この前はメインのインスタント除去0枚なんてのも見ました。
今回は自分の理解を深めるのもかねて、上位デッキ(特にアグロ)の対生物除去を見ていきます。

★3大勢力の除去
アグロの3大勢力として、黒緑アグロ、マルドゥ機体、4Cコピーキャットを見ていきます。
・黒緑アグロ
 メイン
 4 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
 0-2《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
 0-1《死の重み/Dead Weight》
 2-4《致命的な一押し/Fatal Push》
 2-4《闇の掌握/Grasp of Darkness》
 0-1《殺害/Murder》
 サイド
 0-2《害悪の機械巨人/Noxious Gearhulk》
 0-1《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》
 0-2《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
 0-2《破滅の道/Ruinous Path》
 0-2《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》
 0-2《餌食/To the Slaughter》

メインは最近おなじみのラインナップって感じです。
致命的な一押しと闇の掌握は黒を使う理由にもなる環境に強い2枚看板。
殺害はそれらに一歩マナコストで劣るものの、範囲指定のない確定除去の安心感は偉大です。
コピーキャットと機体を睨みつつ、蛇による恩恵も得られる歩行バリスタも鉄板。
サイドがデッキにより異なりますが、PWから屑鉄のたかり屋まで触れるようにしている印象を受けます。
その分各枚数が少なく「1枚引ければそのまま殴り勝つ」という意志を感じます。
除去の総数はメインが8-12枚とかなりばらつきがあります。
が、ほとんど歩行バリスタ4+致命的な一押し4が確定で、+4-6枚を除去か顕在的防御にあてているため枠としては12枚程度の様子。
ほとんどインスタントな分、構えてきたら除去を警戒しないといけないのが辛いですね。

・マルドゥ機体
 メイン
 2 《致命的な一押し/Fatal Push》
 1-3《ショック/Shock》
 4 《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》
 0-2《焼夷流/Incendiary Flow》
 0-2《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
 サイド
 2 《燻蒸/Fumigate》
 0-1《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》
 0-1《空鯨捕りの一撃/Skywhaler’s Shot》
 0-1《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
 0-1《鑽火の輝き/Immolating Glare》

3色の割に種類が少ない印象を受けました。
メインは機体デッキなら4積み確定の無許可の分解と致命的な一押しが特徴。
他のデッキに比べて確定除去を多く採用し撃ち漏らしや無駄弾を減らそうとしているようにも見えます。
環境の速度的にショックも採用圏内、特にサヒーリ対策とみて致命的な一押しと合わせて3-4枚採用が多かったです。
サイドで意外に感じたのが群蒸、このデッキ横に並べるのでは…?
まぁ機体やPWがある分サイドからはコントロールチックに動けるため有効ですね。
(つまり対機体にサイドから全除去を積んでいては遅いと。。。)
除去の総数はメインで7-8枚程度、4枚が無許可の分解で残りが1マナ。

・4Cコピーキャット
 メイン
 0-3《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
 0-2《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》
 0-4《チャンドラの誓い/Oath of Chandra》
 0-1《ショック/Shock》
 4 《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
 サイド
 0-2《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
 0-1《不撓のアジャニ/Ajani Unyielding》
 0-3《バラルの巧技/Baral’s Expertise》
 0-2《コジレックの帰還/Kozilek’s Return》
 0-1《光輝の炎/Radiant Flames》

4色とあっていろいろな除去が採用されていました。
中でも確定4採用が蓄霊稲妻、やはりエネルギーを貯めるデッキなら4積み確定ですね。
PWチャンドラは採用/非採用が半々な感じ、タミヨウは概ね1枚という印象。
守護フェリダーとの相性は良いけど、マナ域が被るため意見が分かれているのでしょうか。
サイドは特に全体除去。何を使うかはデッキの趣旨や狙う相手による感じ。
老いたる深海鬼を使うならばコジレックの帰還は採用したいところ。
総じてインスタントによる除去は少なく、PWや全体除去によるアド取り目的が大きいですね。
除去の総数はメインは8-11枚程度、非生物除去の枚数との兼ね合いでサイドはバラバラでした。

★採用されているカードを挙げてみて
それぞれやはり目的が違うのですね(´・ω・`)
・黒緑アグロは基本単体除去、目の前の厄介な障害を排除するイメージ
・マルドゥ機体は殴りきるための効率重視、PWプランもあるためサイドは全体除去も
・4Cコピーキャットはアド重視、蓄霊稲妻以外はソーサリタイミングが多い

しかし、目的は違くてもメインの除去総数は概ね7-8枚という結果に(歩行バリスタを除く)。
やはり自分の除去の枚数は間違っていなかった!
ただ、こんな風に除去を選ぶときは「このデッキは除去を使って何がしたいのか」を明確にして構築していきたいですね。

今日はここまで。

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